Behind the craft
SOAK IN WATERではほとんどの工程を手作業で行っています。
一枚の革からベルトができるまで、その過程を簡単にご紹介。
「使えば使うほど愛着がわき、人生の相棒となるようなベルトを作る。」
そんな思いが少しでも伝わればと思います。
Process 01
Cutting & Beveling
大きな革をベルトの幅にカットし、面取りをし、縫い穴などの目印を付けます。面取りは、ベルトの四つ角を専用工具で取り除き、滑らかにする加工です。見た目には分かりづらく、また手間のかかる作業ですが、これをやるのとやらないのでは仕上がりが大違い。私の目指すモノづくりにとって、なくてはならない工程です。
Process 02
Skiving & Reinforcement
折り曲げた時に重なる部分の革を薄く漉き、バックルのピンを通す穴や縫い穴を開けていきます。革を薄くせずに折り曲げてしまうとその部分だけ非常に分厚くなり、装着時の不快感につながります。しかし、薄くしすぎるとそこから破れてしまう可能性があるので、この塩梅には気を使っています。
かなり厚みのあるベルトを作る際は、革を漉くのみでなく、さらにそこに薄くスライスした革を張り付け補強しています。この仕様はとあるリペア依頼がインスピレーションになり生まれました。
20年以上使用されたそのベルトは、負荷のかかる折り曲げた部分が切れていました。長く使っていたものが壊れてしまうのは、やっぱり悲しいことです。「どうにかしてそれを防ぐ方法はないか。」と試行錯誤を繰り返した結果、この仕様にたどり着きました。
Process 03
Stitching & Punching
剣先を通すベルトループを作り、バックル、本体と縫い合わせていきます。本体部分は麻糸を用いて手縫いでしっかりと縫製。接着などとは異なり、修理が容易に行えることも魅力のひとつ。
次にベルト穴を開けるのですが、ここにもちょっとしたこだわりがあります。穴をよく見ていただくと雫の形になっています。ここには SOAK IN WATER という名前に秘めた思いが込められています。
Process 04
Finishing
最後に、ベルトの裏側にロゴを押して完成です。
「使えば使うほど、味わいも、愛着も、
自分の中に浸透していく。」
そんなプロダクトを作り続けることが、
私の目指すモノづくりです。
ぜひとも皆さんの手で
自分だけの相棒を育て上げてください。